ニキビ跡、赤みが治らないのはなぜ?

ニキビが治っても赤いニキビ跡となってしまい悩みの種となっている方も多いのではないでしょうか。
ニキビ跡のタイプに触れながら、今回は赤いニキビ跡になってしまう原因やケアについてご紹介します。

ニキビが治っても悩まされるニキビ跡

ニキビ跡は大きく3つに分けられます

やっとニキビの炎症が治まってきたと思ったのに、ニキビ跡になって綺麗なお肌に戻らなかった…
そんな厄介なニキビ跡にはどんなタイプがあるのでしょうか。
まずはニキビ跡の特徴と原因をご紹介します。
 

◎赤み

ニキビの炎症、膨らみがなくなってからも赤い跡が残っている状態。
ニキビの炎症により毛細血管が毛穴の周りに集中し血液が透けて赤く見えています。

◎色素沈着

赤みのあるニキビ跡をそのままにして茶色くなった状態で、シミのような跡が残ってしまいます。
メラノサイト(色素細胞)が刺激されてメラニンが作られ、それが酸化することで黒くなっていきます。

◎クレーター

お肌がクレーター状の凸凹になってしまった状態。
ひどい炎症により毛穴周辺の組織が破壊さてしまい皮膚がうまく修復できないと陥没したままになってしまいます。
 

赤みが治りにくい理由とケア

赤みがなかなか治りにくいのは、皮膚の表面上で治ったと感じていても、
実は内側ではまだ炎症が続いているから。
この炎症が治まれば血管も集中する必要がなくなるので赤みは軽減されていきます。
ただ、この赤みは外からの刺激に影響されるため注意が必要です。
お肌の乾燥などでバリア機能が低下していると、外からの刺激を受けやすく炎症を促進してしまう可能性もありますので、優しく丁寧なスキンケアでしっかりと保湿をすることをおすすめいたします。
この他にもニキビを潰さないようにすることや、紫外線が当たらないようにすること、
食生活や睡眠などに気を付けていただくこともとても大切です。

 

まとめ

ニキビ跡の赤みは、ニキビが治ったと思っていても内側ではまだ炎症が続いている状態のため、
スキンケアをはじめ日頃の生活から気を付けることが大切です。
ニキビ跡を残さない綺麗なお肌に戻すためにも、また色素沈着やクレーターへと発展させないためにも、
是非意識してケアをしてみてくださいね。

※画像はイメージです。