すり鉢毛穴とはどんなもの?

ひと口に「毛穴」と言ってもいくつか種類がありますが、
今回は「すり鉢毛穴」に注目してみます。

すり鉢毛穴になってしまう原因と予防について

すり鉢毛穴になる原因

すり鉢毛穴とは本来の毛穴より開口部が大きくなり、すり鉢状にへこんだ状態の毛穴のことです。
主に額や眉間、鼻といったTゾーンや、顎、口周辺、頬の内側などにできやすい傾向にあります。
まずはすり鉢毛穴ができてしまう原因をご紹介します。

■皮脂の過剰分泌

皮脂が過剰に分泌されると毛穴に皮脂が溜まってしまいやがて角栓に。
これを放置しているとお肌が分解しようと分解酵素「遊離脂肪酸」が分泌され、
角化異常を起こすことで毛穴がすり鉢状に変形してしまいます。

■間違ったスキンケア

皮脂汚れをしっかり落とそうと、必要以上に角質や皮脂を取り除いてしまうとお肌は乾燥状態となり、
角質層は潤いを失い皮膚がよれてしまい毛穴がすり鉢状に開いてくぼみ目立つようになってしまいます。
 

ならないように予防しよう

まずは洗顔を工夫することから。
皮脂汚れをしっかりおとすためにゴシゴシと洗いすぎてしまったり、1日に何回も洗顔してしまうと、
お肌は潤いを保とうとして皮脂を過剰に分泌するので逆効果。
朝と夜の1日2回とし、しっかりと泡立てたたっぷりの泡で洗顔をしましょう。
洗顔後は化粧水と乳液、クリームなどスキンケアを入念にするようにしてくださいね。
水分と油分のバランスを整えることも大切です。
あわせて有効成分が含まれているようなアイテムを取り入れるのもおすすめですよ。
また日焼け対策もとても重要です。
肌にダメージを与えたり老化を進めたりする紫外線の対策は必須!
家の中にいても紫外線は入ってくるので外出時だけでなく日焼け止めをしっかりぬっておくことをおすすめします。
そして栄養バランスの良い食事で食べ物に気を配るよう意識をしてみてください。
特に忙しいときなどは疎かにしがちですが美肌を作るためには内側からのケアもとても大切になってきます。

 

まとめ

すり鉢毛穴は皮脂の過剰分泌などによる毛穴の詰りや、それをケアせず放置してしまったり、
間違ったスキンケアによってなってしまいますが、
美肌の基本とも言える洗顔やスキンケアを丁寧にすることや、
紫外線の対策を徹底することで予防することができます。
日常的にお食事から必要な栄養をバランスよくしっかりと取り入れ、
内側からも綺麗になる事を目指したいですね。

 
※画像はイメージです。