左右の頬や顎ニキビの原因は内臓? 繰り返す顎ニキビをどうにかしたい!

顔にできるニキビには皮脂分泌、乾燥、紫外線、ホルモンバランスなどなど様々な原因が考えられますが、 身体の内側、胃腸といった内臓の不調からという場合も考えられます。
そこで今回は視点を変えて、内臓不調によるニキビについてご紹介します。

もしかしたら内臓の不調によるニキビかも…!?

できる場所によって不調を探る

お顔は体の不調を映す鏡とも言われたりするように、ニキビなどの肌トラブルが起きてしまった箇所によって、 内臓の不調があると考えることができます。
フェイスマップなどを参考にしながら、今回は頬と顎にできるニキビに注目してみます。
またフェイスマップは何通りか存在しますので、参考までにチェックしてみてくださいね。
 

■頬のニキビ

頬は「肺」の領域とされることが多く、鼻や気管支など呼吸器全体含まれます。
実は肺は呼吸機能のほか皮膚についても司り、発汗、毛穴の開閉、必要な水分を皮膚に巡らせることや、 皮膚のバリア機能を支えています。
乾燥する季節に呼吸器に炎症が起きてしまうと頬あたりにニキビや肌荒れなどが起きてしまいがちなのは、
このような繋がりがあるためです。

■顎周りのニキビ

胃腸のトラブルによって食べたものの消化機能が弱くなってしまうと、栄養をうまく吸収してくれません。
つまり栄養不足になってしまうことで、お肌のターンオーバーがうまくいかなくなってしまいます。
また女性にできることも多く、卵巣、内分泌系とどちらも共通しているホルモンのバランスが乱れてしまうことが原因とされています。
 

お肌の調子を整えるために胃腸を整える

お肌の調子を整えるセルフケアとして胃腸を整えることは大切です。顎周りのニキビのみならず体調そのものを整えていく事を目指してみましょう。

■まずは胃腸への負担を軽減

暴飲暴食は胃腸に負担をかけてしまいますので、まず自制をして胃腸を休ませてあげてください。
食べすぎや早食い、夜更かし、また眠る二時間前までに食事を済ませるなど注意してみてくださいね。

■胃腸に良い栄養を

胃腸の健康を保つためにも摂る食材には気を付けておきたいところ。
脂質の多いもの、甘いものは摂りすぎず適度に楽しみながら、野菜などのビタミン類はもちろん、
海藻類や豆類からの栄養素も大切です。
バランスの良い食事をこころがけてくださいね。

■冷たい飲食は控えめに

特に夏に注意しておきたいポイントです。ついつい冷たい飲み物をグイグイと飲んではいませんか?
温かいものは胃腸の働きを良くしたり血流を促進したりするので、暑い夏でもなるべく温かいものをおすすめします。

■ストレス発散しましょう

胃腸はストレスの影響を受けやすいと言われるデリケートな器官です。
何かストレスに感じる事があったときには、軽い運動がおすすめ!
代謝も高まり胃腸も活性化することでニキビ改善を目指すことができます。

 

まとめ

お顔は体の不調を映す鏡とも言われたりするように、ニキビなどの肌トラブルが起きてしまった箇所によって、内臓の不調があると考えることができます。
頬のにきびは、呼吸機能や皮膚を司る「肺」に関わるとされ、
また顎にできるにきびは胃腸のトラブルによって栄養吸収がうまくいかず、
栄養不足によってターンオーバーがうまく働かないといったことが原因とされています。
簡単に取り入れられるセルフケアとして、胃腸への負担を軽減する食生活や生活習慣にすることを、
まずはおすすめします。
身体の中、内臓から整えることでニキビの改善を目指してみください。

 
※画像はイメージです。