【50代の毛穴ケア】若いころとは違う!?

年を重ね50代に差し掛かると、たるみ毛穴がさらに目立ち始めてきます。
進行のスピードも速くなってきたといった声もあるようです。
毛穴ケアもこれまで通りではなく、より丁寧に、また一工夫したりなど必要となってきます。

50代の毛穴の悩み「たるみ毛穴」に注目

特徴と原因

若年層の毛穴悩みは詰まり毛穴、開き毛穴、黒ずみ毛穴といった毛穴トラブルが多いですが、
50代では縦長に開き、しずくに似た形をした「たるみ毛穴」が増えてくる特徴があります。
お肌のたるみと共に毛穴も下へ引っ張られてしまうため、縦に伸びた楕円に変形してしまうのです。
その原因は主に3つ挙げられます。
 

■加齢

お肌が元々持っている美肌成分「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」が年を重ねるごとに減少してしまいます。
コラーゲンはお肌のハリを保ち水分を保持する働きを、エラスチンはお肌の弾力を保つ働きを、
そしてヒアルロン酸はコラーゲン、エラスチンの隙間をゼリー状の形質で埋めお肌の水分量を整えてくれているので、
これらが減少してしまうとしぼんだような印象のお肌となりたるみ毛穴やシワを作ってしまうのです。

■肌の乾燥

ヒアルロン酸の減少やホルモンバランスの乱れによりこれまで以上に乾燥しやすく、
さらにバリア機能も低下するため紫外線ダメージも受けやすい状態になっています。
ふっくらと風船のようなお肌も乾燥が進めばそれを保てなくなってしまいます。

■筋力の低下

表情筋は加齢と共に萎縮していき衰えてしまうため、お肌がたるんできてしまいます。
毛穴のまわりにある立毛筋も弱まってくるため毛穴の形を支えている土台から緩んでしまい、
楕円の形に変化したたるみ毛穴となってしまうのです。

 

50代のたるみ毛穴におすすめしたいコスメ成分

毛穴のセルフケアも、これまで以上に意識しながらすることで少しでも進行を抑えていきたいですよね。
使用するスキンケアアイテムも毛穴ケアに良い成分が含まれるものを選ぶことをおすすめします。
今回は特に注目しておきたい2つの成分を紹介しますので是非チェックしてみてください。

■レチノール

ビタミンAはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素と言われていますが、
化粧品には「レチノール」として配合されています。
線維芽細胞はレチノールによって活性するとも言われています。注意点として乾燥・赤み・皮むけが起こる場合があり、これを「レチノイド反応」と言いますが、
まずは少量から使い始めて問題が出るようであれば皮膚科医に相談しましょう。

■ビタミンC

実はコラーゲンの生成を促したり、毛穴の引き締め効果にも期待できるのがビタミンC。
細胞の抗酸化に関わっている成分のため食物からの摂取はもちろんですが、
スキンケアとしても濃度の高いビタミンCが配合されたアイテムを併せるのもおすすめです。
内から外からとビタミンCを取り入れてみてくださいね。
 

まとめ

50代のお肌の悩みに多い「たるみ毛穴」。
年齢を重ねると共に、お肌が元々持っている美肌成分が減少してハリや弾力が失われ、
肌の乾燥や表情筋の衰えなどが合わさりお肌がたるんでしまうことで、 毛穴が縦に伸びた楕円に変形してしまいます。
これまでと同じスキンケアではたるみ毛穴は進行してしまうばかりですので、
毛穴ケアを意識したもの使用するようにしてみましょう。
中でも注目の成分「レチノール」「ビタミンC」が配合されたアイテムをがおすすめです。
丁寧に優しく、たっぷりと保湿を行ってください。

 
※画像はイメージです。