気になる毛穴の黒ずみも、正しくケアすることが大切です。
良かれと思ってやっていたケアが実はNGケアだった…というケースも。
今回は黒ずみ毛穴の原因とやりがちなNGケア、そして正しいお手入れについてご紹介します。

毛穴の黒ずみをキレイにしたい！

毛穴の黒ずみの原因

■角栓による黒ずみ

触れてみてザラつきを感じたら、お肌の汚れや過剰に分泌された皮脂や、
毛穴の中に残ってしまった古い角質などが混ざってできた「角栓」が詰まっている証拠。
この角栓が詰まった状態が続くと皮脂が酸化して黒ずんできてしまいます。

■産毛による黒ずみ

寿命を終えた産毛は、通常自然と毛穴から外へ出ていきますが、
角栓が毛穴をふさいでいると中に留まってしまい詰まって黒く見えてしまいます。

■摩擦による黒ずみ

お手入れのしすぎなどで摩擦が起こり、毛穴の出口周りにメラニンが沈着して黒ずむケース。
酸化した皮脂が紫外線を浴びるなどの刺激でメラニンが増える場合も。

NGケアと正しいお手入れ

毛穴の黒ずみが目立ったままだとお悩みの方は、正しく毛穴ケアが出来ていないのかもしれません。

黒ずみを落とそうと、ゴシゴシ一生懸命洗顔してはいませんか？
指で角栓を押し出してはいませんか？

これらは実はやりがちなNGケア。
悪化させてしまうケースもありますので、
『スキンケア』に着目しながら正しいお手入れをご紹介します。
 

■洗顔料はたっぷり泡立てて

泡立てネットなどで洗顔料をしっかり泡立て、泡のクッションを作りましょう。
泡立てが不十分だと摩擦によってお肌がダメージを受けてしまうことも…。

■泡で優しく洗う

泡のクッションを利用して、まずは皮脂の多いTゾーンなどから洗い始め、
目もとや口もとなど乾燥しやすい部分は優しくなじませる程度にしておくのがポイント。
乾燥しやすい部分は肌にふれない程度の力で丁寧にゆっくりと1分程度を目安に行いましょう。

■よくすすぐ

人肌くらいのぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。
熱いお湯は必要な皮脂まで流れてしまうので気を付けてくださいね。
泡が残っていると肌トラブルの原因となる可能性がありますので、すすぎ残しのないよう気をつけてましょう。

■しっかり保湿

洗顔後は乾燥しやすく、また肌の水分バランスが崩れがちなため時間をおかずにすぐ保湿を。
代謝を促してバリア機能を整えたり、皮脂を抑制し肌の炎症を抑える働きに期待が持てるビタミンCが含まれた、化粧品がおすすめですよ。

■スペシャルケアも取り入れる

タンパク質分解酵素を使用した「酵素洗顔」で角栓をとりのぞいたり、
毛穴汚れを洗い流すクリームタイプのパックや、角栓を溶かすタイプのパックなど週1～2回の頻度で取り入れてみましょう。
 

まとめ

悩める毛穴の黒ずみの原因は、大きく「角栓による黒ずみ」「産毛による黒ずみ」「摩擦による黒ずみ」と挙げられます。
きれいにしようと、ついお肌をゴシゴシ洗ったり、指で角栓を押し出すなど、 実はやりがちなNGケアなのです。
たっぷりの泡で手が肌に触れないくらいの優しい力で洗顔、毛穴ケアに期待が持てるビタミンCの入った化粧品でしっかりと保湿をしながら、
週1～2回程度、酵素洗顔や毛穴パックといったスペシャルケアをしてあげましょう。
地道に積み重ねて、綺麗な毛穴を目指してくださいね。

 
※画像はイメージです。