見落としがちな背中の毛穴は、どうやってケアする?

お顔のことはよく気にかけ、お手入れも丁寧にされている方も多いと思いますが、
背中はどうでしょうか。
今回は背中の肌トラブルやケア方法についてのご紹介です。

背中は意外と肌トラブルが生じやすい部位です

背中の毛穴トラブル!?

背中にざらざら感を感じることや、たまにニキビができていたなどの経験がある人も多いのではないでしょうか。
実は背中は皮脂の分泌が多かったり、乾燥したり、またヘアケア剤のすすぎ残しや衣類の摩擦などにより、肌トラブルが発生しやすい部位なのです。
中でも背中に起きやすい2つの毛穴トラブルに注目してみましょう!

■凸凹毛穴

触ってみるとザラザラと感じるものが、毛穴の詰りによる「凸凹毛穴」です。
背中の皮膚は顔よりも厚いとされておりターンオーバーが少しでも乱れると古い角質が溜まりやすく、毛穴がざらつくようになってしまいます。

■黒ずみ毛穴

凸凹毛穴に適切なケアを行わず放置していると、角栓の表面が酸化して黒ずんだように見える状態になります。
摩擦や紫外線などの刺激が加わるとメラニン色素が生成され、黒ずみが色素沈着してしまう可能性があります。

 

背中のケアについて

自分では直接確認することができず見落としがちな背中も、お顔やボディケアなどと同じようにケアすることをおすすめします。

■清潔にすることを心がける

背中の隅々まで洗うことを意識して、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しなどがないようにしましょう。
アカスリタオルのようなザラザラしたものを使用したり強くゴシゴシと洗ったりせず、
適度な柔らかさのものでしっかりと泡だててから優しく洗ってくださいね。
また日中は汗をかいたままにせずに、汗拭きシートで拭き取るなど清潔な状態を保つようにしましょう。

■保湿もしましょう

背中もローションやゲルなどで保湿をしてあげましょう。
塗りにくいときは手の甲に付けると塗りやすくなりますよ。

■食生活を整える

脂っこいものや甘いもの、炭水化物を食べすぎると皮脂の過剰分泌へと繋がります。
栄養バランスの良い食事を摂ることで内側からもケアを!

■通気性、速乾性の良い素材の衣服を

刺激を与えやすい素材、通気性が悪く服の中で蒸れてしまう素材はなるべく避けることをおすすめします。
どうしても着用する際にはインナーを着て直接当たらないように心がけましょう。

 

まとめ

背中は皮脂の分泌量や乾燥、へアケア剤のすすぎ残しや衣類などの摩擦などといった要因により肌トラブルが生じやすい部位ですが見落とされがちです。
ザラザラと感じる「凸凹毛穴」になってしまったり、それを放置していると「黒ずみ毛穴」へとなってしまいます。
背中もお顔と同じように、たっぷりの泡で優しく洗ってから保湿までしっかりとしてあげましょう。
栄養バランスの取れた食事での内側からのケアはもちろんのこと、
通気性、速乾性の良い素材の衣服を着る事や、日中汗をかいたら汗拭きシートで拭き取るなど、
清潔な状態を保つよう意識してキレイな背中を目指してください。

 
※画像はイメージです。