思春期はニキビができやすいお年頃。
今回は思春期ニキビについてと、ニキビ跡を残さないためのポイントをご紹介します。

思春期のニキビのことを知り適切なケアをすることが大切

原因と種類

思春期ニキビの原因のほとんどが、男性ホルモン分泌の活性化による「過剰な皮脂分泌」「アクネ菌の増殖」「毛穴の詰り」などとされています。
ニキビがなかなか改善されずに悪化してしまっているときには、以下のような段階を追いながら症状によってそれぞれ種類分けすることができます。

■白ニキビ

角質肥厚により毛穴の出口部分がふさがれ、毛穴に皮脂がたまりふくれている状態。
ザラザラとした感触に白く小さくポツポツとしたものができます。アクネ菌も増殖をし始めている段階。

■黒ニキビ

酸化された皮脂と古い角質で作られる角栓が詰まった状態、白ニキビがの毛穴が開いていた状態で黒く見えます。

■赤ニキビ

さらに進行すると毛穴の内部でアクネ菌が増殖し続け炎症を起こし、少し腫れた状態になってしまいます。

■黄ニキビ

赤ニキビ”がさらに悪化し黄色い膿がたまって黄色くみえる状態です。

ニキビ跡を残さないために

ニキビの炎症が悪化してしまうと周囲の組織にも炎症が広がってしまい、それを放置しているとニキビ跡になってしまいます。
ニキビ跡になってしまうと治すのが難しいため、ニキビは放置せず赤ニキビになる前の初期段階からのケアが大切になってきます。
意識しておきたい思春期ニキビケアのポイントはこちら。

■余分な皮脂を取り除く

余分な皮脂はなるべくこまめに取り除き肌を清潔に保ちましょう。
洗顔は1日2回、洗顔料をしっかり泡立て優しく洗いましょう。

■思春期ニキビのできやすい場所を重点的にケア

クレイパックなどを取り入れ、思春期ニキビができやすいTゾーンや頬などを重点的にケアすると良いでしょう。

■ニキビは潰さない

自分で潰してしまうと皮膚に傷がつきニキビ痕ができやすくなるため、なるべく触らないようにしておきましょう。

まとめ

思春期ニキビの原因の多くは過剰な皮脂分泌を発端に進行してくため、皮脂を取り除くこと、清潔を保つことなどを意識しながら日常生活を送ることが大切になってきます。
赤い色素沈着やクレーターなどといったニキビ跡が残ってしまうと、思春期ではさらに悩んでしまうことも…。
ニキビ跡が残ったりしてしまわないように、洗顔、保湿、といった基本的なケアに加え、
気を付けたいポイントにも注意しながら初期段階からのケアを是非頑張ってくださいね。

※画像はイメージです。