乾燥しているのにべたつく?インナードライとニキビの関係

ニキビの原因のひとつに皮脂が大きく関わっていますが、実は乾燥も関係しているんです。
今回はインナードライとニキビの関係についてご紹介します。

ニキビができてしまうのはインナードライかも…!?

インナードライ肌と起こりやすいトラブル

インナードライ肌とはお肌の水分が著しく減ってしまっている状態で、
今ある水分を逃さないようにと毛穴から油分を分泌し水分を守ろうとしています。
この油分が、表面上では潤っているように見せていますが内側では水分がないため、
乾燥しながらもオイリー肌といった状態にさせてます。
このように、乾燥しているのにオイリー肌というアンバランスになってしまったお肌のことを、
インナードライ肌といいます。
インナードライ肌はどのようなトラブルに発展するのでしょうか。

■ニキビ

肌を守ろうと油分を大量に分泌させてしまうため毛穴に皮脂が詰まりやすく、雑菌が増殖してニキビができやすい環境になってしまいます。

■ニキビケアによる乾燥

角質ケアや毛穴ケアといったニキビケアはさらに乾燥を進めてしまうため、皮脂さらに分泌されニキビトラブルのループになりやすい状態になってしまいます。

■シワやカサつき

乾燥しているとシワになりやすくカサつきの原因にもなる場合があります。

 

インナードライ肌の対策

特に注意をしたいインナードライ肌の対策はやはり「保湿」です。
一見乾燥しているように見えないため、通常通りのスキンケアで済ませていることもあるのでは…?
インナードライ肌の対策ポイントをご紹介しますので参考にしてくださいね!

■洗顔

必要な皮脂まで落としすぎでいませんか?お肌の乾燥が進む原因となります。
洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔料は避け、朝と夜の1日2回に留めるようにしましょう。
温かいお湯も油分を流してしまうので、ぬるま湯を使用するようにしてくださいね。

■保湿

お肌の内部は乾燥しているため、通常よりも丁寧にじっくりと保湿を心がけてください。
スキンケア用品も保湿力の高いものにしてみるなどの工夫も忘れずに!
乳液、クリームを用いてしっかり蓋をして水分の蒸発を防ぐようにしましょう。

■紫外線

紫外線はバリア機能を低下させ乾燥した状態になります。
春夏だけではなく1年中紫外線対策することが大切です。
日焼け止めクリームのほか、帽子や日傘も有効活用してみましょう。
そして室内にいるときもしっかり対策するようにしてくださいね。
 

まとめ

インナードライ肌は、乾燥しているようには見えないためなかなか気づきにくいお肌の状態です。
ニキビが繰り返しできてしまうとお悩みの方は、インナードライ肌の可能性があります。
洗顔からスキンケアなど見直してみることでニキビ肌が改善する場合も考えられますので、
是非一度試してみてはいかがでしょうか。

 
※画像はイメージです。